ミネ山・毛無山・十二ヶ岳に登頂しました!(TEAM百名山)
4月下旬、山梨県の十二ヶ岳(じゅうにがたけ)へ日帰り登山にチャレンジしました! 十二ヶ岳は、山梨県富士河口湖町にある山で、標高は1,683メートル。富士五湖の一つ西湖の北側に位置しています。 山梨百名山の一つです。 今回挑戦するのは、毛無山から稜線を歩くルートで、12のピークが存在し、東の毛無山から順番に「一ヶ岳」「二ヶ岳」「三ヶ岳」…と名前が付けられています。 岩場が多く、特に十一ヶ岳と十二ヶ岳の間には、アルミ製の吊り橋がかけられているなど、ロープや鎖が次々出てきてアスレチックみたいなルートですが、コンディションによって、難易度がグッと上がります。 本日の天候は、予報に反して曇りぎみですが、頂上からの景色を楽しみに頑張って行きましょう!
《 本日のコース 》:ミネ山 → 毛無山 → 十二ヶ岳 → 旧根場通学路入口 総コースタイム:6時間00分 今日も一日楽しみましょう!!
〈早朝の樹林帯を歩む〉 早朝の樹林帯を登ります。 天気はあいにくの曇り空。 湿度が高く、どんよりしています。
〈マメザクラ〉 本州中部の山地に分布するバラ科の落葉樹です。 日本に自生する原種のサクラの一種で花、葉、樹高が他のサクラほど大きくならないためマメザクラと名付けられたそうです。 富士山や箱根付近い多いため別名は「富士桜」または「箱根桜」とも呼ばれています。
〈あせび〉 馬酔木(アセビ)は3月から4月に壷形の花をいっぱい咲かせます。 色はうす紅色のものと白色のものがあり、かすかに香ります。 枝葉にアセボチンという有毒成分を含んでおり、馬酔木の名前がついてます。 葉を煎じたものは殺虫剤としても使われているそうです。
〈ここ!?がミネ山〉木立の中に現れた、ミネ山山頂。
〈ミネ山〉 標高1,241m 周囲は何も見えません! 次のピーク(毛無山山頂)を目指して頑張ろう! 適度なアップダウンを繰り返す度に毛無山が近づきます。
〈毛無山到着!〉 毛無山(けなしやま)は、山梨県南巨摩郡身延町と静岡県富士宮市にまたがる標高1,964 mの山です。 天子山地の最高峰でもあります。 日本二百名山、山梨百名山及び静岡百山に選定されています。 山名の由来は樹木がまったく無いことから(木無し)、あるいは樹木が豊富に茂っていることから(木成し)と相反する説があり、山頂や山稜が笹や茅戸に覆われ樹木が無いよう見えることによるとする説もあります。 実はこの毛無山、名前に反して四季折々の登山を楽しめることはあまり知られていません。 1- 3月には雪山登山を、6 – 8月には木々や花は楽しめる素敵な場所なんです! 雲の向こうに、富士山が現れました!
〈スタートは一ヶ岳から〉 毛無山からは稜線を歩くルートで、12個の小ピークが連続し、それぞれのピークには一ヶ岳、二ヶ岳、三ヶ岳の順に名がつけられています。 最高峰である十二ヶ岳を目指します!
〈雲の間に〉 晴れ間が少ないですが、時より雲の間から遠くにそびえる山々が見えます。 九ヶ岳までは狭い稜線を適度なアップダウンを繰り返すルートで、南側には雲の間から美しい山々が見え隠れする快適なルートです。
〈十一ヶ岳。ここからが核心部〉 十一ヶ岳の下りから、このコースの核心部が始まります。 長いロープが設置された急傾斜の斜面は落石が起きやすく、この先のルートは十分注意が必要です!
〈長いロープと鎖場では慎重に〉
〈吊り橋では〉 アルミの吊り橋は大きく揺れるので、慌てずバランスを取って進もう!
〈急傾斜場のロープ〉 手元、足元をしっかり確認して登ろう!
〈最終ピークの十二ヶ岳〉
〈山梨百名山 十二ヶ岳〉 雲の切れ間から、富士山が見えます!
〈山頂から富士山と西湖を望む〉 曇りがちな天候でしたが、最後は素敵なご褒美で、何とか富士山と西湖を望むことが出来ました!
〈ミツバツツジ〉 下山時に、目についたピンクの美しい花がミツバツツジ。 花期は4 – 5月。 本州の関東地方、東海地方、近畿地方東部の太平洋側に分布し、主に山地や丘陵地のやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育するそうです。 葉が3枚輪生することから、名の由来になっています。
〈ミツバツツジと紅梅〉 下山して、晴れた空に良く映えます!
〈桜、西湖のほとりに咲く〉
山梨百名山にも選出される「十二ヶ岳」に無事に登頂することができました。 特に十一ヶ岳から始まる、岩場や長いロープ、鎖場、吊り橋などスリルたっぷりの登りごたえのあるルートは最高でした! あいにく天候は快晴とはなりませんでしたが、頂上から望む富士山と西湖のコントラストは絶景で、下山途中の花々もとても美しく、素敵な山の春を感じることが出来ました! そして、 何より事故やトラブルもなく無事に下山できたので、大満足です!!
TEAM 百名山の皆さん 楽しい一日をありがとう!